医療でプラセンタの可能性は無限大

最近では美容効果に注目が集まっているプラセンタですが、もともとは医療の現場で古くから用いられてきた成分です。
医療の現場では肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全などの病気の治療に用いられてきました。

しかし、プラセンタに含まれる成長因子はこれらの疾患以外にも多くの疾患の治療に有効であるとして、近年さらに医療の現場で注目を集めています。
しかし、まだ治療法として認可を受けていない疾患がほとんどで多くの場合は自費での診療になってしまうというデメリットはあります。
費用が掛かるというデメリットはあるものの、副作用もなく安全で効果が絶大であることから、プラセンタ療法を選ぶ方が増えています。

他の多くの治療法が対処療法であるのに対して、プラセンタは自分の免疫力や自己回復力を高めるよう体質を改善していくことが可能なため、この療法で治らない病気はないのではないかと言われるほどの注目度です。
特に成長因子は細胞分裂を活性化させる働きがありますから、再生医療の分野でも注目を集めています。
また現在すでに用いられている治療法としては、アトピー性皮膚炎やうつ病などの治療もあります。

プラセンタはホルモンバランスを整え、自律神経のバランスを整える働きもあるため、更年期障害の治療以外にも、自律神経失調症の治療や生理不順や不妊症などの婦人科系の治療にも用いられています。
医療に用いられるものはヒト由来のもので、人間の身体にもっとも浸透しやすい成分です。
厳しい感染症などの検査を通過し、厳重な品質管理の下で生産されている治療薬ですから安心して用いることができます。

厚生労働省から認可を受けている薬としては、メルスモンとラエンネックという二種類の薬があります。
これらの治療薬は数十年にわたり、医療の現場で用いられてきましたが、これまで大きな副作用の報告も、感染症の報告もありません。
このように安全が確証されてきている治療法ですから、さらに医療の現場であらゆる疾患の治療に用いられていくことでしょう。