プラセンタの原料、胎盤の効果

プラセンタは比較的長い歴史を持つサプリメントですが、その原料は胎盤です。
主に使われるのは豚、次いで牛や馬の胎盤です。
尤も狂牛病の問題により、牛の胎盤が使われることは少なくなりました。
肝臓の治療など、医療用として人の胎盤が使われることもありますが、ドラッグストアや通販などで購入できるプラセンタのサプリメントに人の胎盤が原料の商品はありません。

プラセンタは体の中から美肌を作るといわれていますが、胎盤が原料であることと、その効果にはどんな関連性があるのでしょうか。
それは、胎盤そのものの役割に関係があります。
胎盤といえば、人や様々な動物の命のゆりかごともいうべき大切な臓器です。
女性にしか存在せず、赤ちゃんが誕生するまでこの胎盤は命の基盤としてとても大切な役割を果たします。
それは、胎児に栄養や血液を運び、骨や筋肉、皮膚などを形成するということです。
つまり哺乳類は胎盤の上で、生物としてのすべての身体器官が作られることになります。
そう考えるとお分かりでしょう、プラセンタは細胞を新しく生成することができる胎盤を原料としているため、とても強い成長因子を持っているのです。

そのため飲むと、新鮮な細胞や血液を生み出す作用が体の内面から産まれてくるのです。
プラセンタの美肌効果は、肌の質感をきめ細かくし、ターンオーバーを促し、シミやそばかすを薄くするといわれています。
肌がハリを取り戻すので小じわにも効果があります。
肌だけでなく髪の毛にも同様の効果がありますから、パサつきなどの髪質で悩んでいる人にもおすすめです。